恋する❤︎ヴァンパイア

重さ軽さ長さ短さに関係なく現場というのかわからないけどイベントの感想はこっちにまとめておこうと思ったのでこっちに書く 消費者の中の消費者らしいダサいメモです
・地方にも順次上映されてきた『恋する❤︎ヴァンパイア』を観たわけですが戸塚祥太の存在感がまーあよかった おもしろかった ヌッと柱から覗いた野暮ったい姿とか、独特な愛らしいコミカルさ、まどろむようなゆったりしたやさしさ、なんかやっぱ目がこわいなとか、すごくいいなって思う 単純に撮影楽しかったろうな ギターや歌からチャンバラで銀幕デビューっていう あと台湾とか横浜も似合う キイラのパープルアイを見てから家帰って本を開く所作が奇麗だった 地を這うような声もよかった
・ベッドシーン、と言っていいかどうかわからないくらいのベッドシーンがあるんだけど じっと眠っている戸塚祥太の頭がアップになっていて(フォーカスは桐谷美玲戸塚祥太の髪の毛や頭蓋骨が揺れているわけではなくリズムで 鼓動が規則正しく見えていたのがよかった 熱いはずの他人の肌の温度とか固いはずのスクリーンと客席の境界とか そこがこの一瞬だけ温度が均衡して卵殻膜みたいに薄く柔らかくなって羊水に溶かされるようだった ひとっていうのはこういうふうにとくとく眠る 
戸塚祥太の銀幕デビューは映画の効果がある映画っぽい映画がよかったなという悔しさ それぞれの媒体のよさがある 映画は言葉のなさ 感情の動きを目で見られるものだし描いてないものを観たいわけで、映画のジャンルとかよくわからないけどこれは映画である必要はない気がする なんだろう 漫画がいいかな それか連続のドラマでやったらいいのではという感じ 邦画の悪い部分が出てる感じある 戸塚祥太の映画ならストーリーはなんにも起きなくていい ただただ映像やコンテクストがうつくしいものがいい 詩的な静謐ばかりを息を殺してぼうっと眺めていたい
・ギターピックのネックレスと星のブレスレット売れば売れたと思う 普段も星を付けていた戸塚祥太のきもち
戸塚祥太とても足速い
戸塚祥太とても腰の位置高い
・哲の部屋とか秘密基地に共感覚える
・衣装と髪型が微妙(もっとかっこいい)
・パン屋、あ、阿部和重 と思った (阿部和重はミュージシャンじゃないけど)(阿部和重×戸塚祥太ダヴィンチはまだ読んでないけどふたりはいろんな点で繋がっているという素敵な個人的勘違いがわたしのなかにある)
・節々に戸塚祥太の片鱗というのを見る 芝居や動きへの無意識感のなさ 良い
・権威を持った大人がそれぞれやりたいことをやっている それぞれが欲を持って他人にやらせているなと思った 調和が変(ダサい戸塚祥太見たいだけだろ&戸塚祥太におっぱい言わせたいだけだろ/戸塚祥太がもしもバンドマンだったら〜みたいなあのMCの感じ 女に人気ありそうみたいな、運命のひとに出会ったことある?→テツく〜ん♡(あっはい) 会ったことない運命のひとに毎晩夢に出てくる、おかしいとおもう?俺も(笑)とかハ〜イ!っていう/読モ?はヤスタカに手掛けさして売り出しまくればいいってもんじゃねえ /商業映画ではなさそうなのに桐谷美玲から柄本明など出演者すごすぎる 内容以外がよくわからないというレア映画だった)
などなど
この映画は映画ファンというよりもA.B.C-Zのファン、桐谷美玲のファン、田辺誠一のファンあたりが多く観るんだろうなと思うので別に映画の中身についての文句はあってもいいんだろうなという感じ わたしはダサいので ストーリーは普通におもしろかったし映画楽しかった 畢竟、なんというか ジャニーズには無理なことなんだけど戸塚祥太がバカに見つからなければいいなと思うばかりでした おわり